最近は忙しく、なかなかブログも更新できませんでしたが、動物にとっても忙しい時期がやってきたようです。この時期は毎年、キツネ親子に密着して、子供の成長を親子キツネと共に見守ってきました。
五月の連休を過ぎたあたりになると、まだ焦げ茶色の毛に覆われた4~6匹の赤ちゃんがよちよち歩きで巣から出始めます。親キツネが帰ってくると、まだ短いしっぽをちぎれんばかりに振って駆け寄っていき、ミルクをせがむ姿はほっこりします。ミルクをお腹いっぱい飲んだ後は、疲れ果てるまで遊びまわり、ぐっすりと眠ります。よく食べ、寝る子は育つとはよく言ったもので、あっという間に大きく成長していきます。
独り立ちして厳しい自然の世界に飛び込む前に、親キツネの愛情をたくさん感じてのびのび成長していってもらいたいですね。