車で走りながら、キツネやシカなどの動き回っている野生動物を見つけるのはそこまで難しくないのですが、保護色を使って自然に溶け込んでいる野生動物を見つけ出すのにはいつも一苦労です。体長も大きく、一見、よく目立ちそうなフクロウも、洞枝にとまって背景に上手に同化していると、ぱっと気がつかないものです。
日が暮れると音も無く活発に飛び回り、ネズミやモモンガなどから恐れられていますが、日中、洞で寝ている姿は、癒し系そのものです。くびれの無い体に、大きな黒い目に、太くてモコモコな足。都会にあるフクロウカフェの人気が高い理由がよくわかりますね。