ついに甥っ子が誕生しました。すやすやと寝ている姿を見ていると、ついつい時間を忘れて見入ってしまいますね。
かわいいと聞くと、私はエゾモモンガを思い浮かべてしまいます。大きく真っ黒な瞳に、真ん丸な体は本当に可愛くて癒されますね。また、冬になると一つの巣に何匹も集まり、越冬するために集団でコロコロしている姿には、ついつい無制限に写真を撮ってしまいます。
彼らの動作一つ一つが、見た目以上に可愛く、もし、友人にモモンガの可愛い写真を一枚見せてほしいと言われたら、無理やりにでも10枚ほどは見せるでしょう。
それほど可愛いエゾモモンガの繁殖期に長期間びっちり密着させてもらいました。本来は夜行性の彼らですが、発情を迎えたオスは、危険の多い日中でも、巣の前に長時間にわたってメスを出待ちします。メスにまだ繁殖の準備が整っていないと、軽くあしらわれて、その巣を離れていく姿はなんとも寂しそうです。
そして、また次の日、同じように巣の前で出待ちして、メスが振り向いてくれるまで毎日繰り返します。振られ続けても、健気に通い詰める姿には、同じオスとして頭が下がりますね。
次に会った時には、たくさんの子供に囲まれて、幸せそうな姿を見られることを祈っています。